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6/5 人工知能学会全国大会企画 鳴海拓志, 届木ウカ, 柴田勝家 「未来社会の知能・虚構・リアリティ」

2019.05.17

セッション概要

人工知能分野におけるSFの影響は強い。SFはアイディアを生み、研究者を動機づける一方で、AIへの不安も生んできた。本企画では、SFにおけるAIの扱われ方の調査結果を発表すると共に、人間の認知能力に技術的に介入するVR研究者の鳴海拓志氏、バーチャルなクリエイターとして多方面で虚構設計に関わる届木ウカ氏、民俗学的想像力と技術をテーマとするSF作家の柴田勝家氏のパネルを通じ、未来社会の虚構とリアリティの関係を論じる。

開催場所

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パネリスト一覧

鳴海拓志:

東京大学のVR研究者。VR研究で有名な東京大学廣瀬研出身であり、現在は東京大学廣瀬・葛岡・鳴海研の専任講師。VR研究の中で、特に、人間の知覚を編集し、価値観を変えることを目的に置いた研究を行っている。Unityの簗瀬洋平氏(「ワンダと巨像」等の開発)とのVR作品「無限回廊 Unlimited Corridor」で第20回文化庁メディア芸術祭受賞。

届木ウカ:

バーチャルクリエイター。技術者&創作者。「バーチャルのじゃロリ狐娘youtuberおじさん」の影響を受け、2018年1月3日にYouTuberに登場し、バーチャルYouTuberとして活動。2018年4月9日よりバーチャルYouTuber事務所ENTUMへの所属。2018年06月27日 「ユリイカ」2018年7月号エッセイ&対談掲載。2018年9月 360度VR演劇『Virus』制作&出演。2018年11月より、AIxSFプロジェクトサポーター。VR放送局VRoadCaster V-TV総合司会、構成台本。

柴田勝家:

若手SF作家。民俗学修士号。民俗学的な想像力と、SFを結びつけた作品を多く手がけている。アイドルマスタープロデューサー。戦国武将の名前で、自身をフィクショナルなキャラクターと位置づけている。VR、人工知能技術についても多くの興味を持ち、それを題材にした小説を手がけている。

長谷敏司:

1974年、大阪生まれ。2001年、第6回スニーカー大賞金賞を受賞した『戦略拠点32098 楽園』(KADOKAWA)でデビューしたのち、ライトノベルからSFに活動の場を広げる。2015年、『My Humanity』(早川書房)で第35回日本SF大賞を受賞。その他の著作に『円環少女』シリーズ(KADOKAWA)、『あなたのための物語』(早川書房)、『BEATLESS』(KADOKAWA)、『メタルギアソリッド スネークイーター』(KADOKAWA)など。

宮本道人:

1989年東京生まれ。東京大学大学院理学系研究科在籍。
神経科学を研究しながら執筆活動。オープンサイエンスを推進する枠組み、フィクションの実社会への応用、人類の在り方の変容可能性などを考察している。編著『プレイヤーはどこへ行くのか』、共著『東日本大震災後文学論』など。主な寄稿先に「ユリイカ」「週刊読書人」。漫画・舞台作品など異分野への協力にも力を入れている。

プログラム

第一部: 人工知能とフィクションについて

  • 9:00-9:05, 企画趣旨説明, 大澤博隆(筑波大学)
  • 9:05-9:20, 「SF作品におけるAI表象の調査結果」, 宮本道人(東京大学)&長谷敏司(日本SF作家クラブ)

第二部: リアリティの再設計

  • 9:20-10:05, 鳴海拓志(東京大学), 届木ウカ(バーチャルクリエイター ※バーチャル登壇), 柴田勝家(作家)

第三部: 未来社会の知能・身体性

  • 10:05-10:40, パネルトーク「未来の知能の描き方」, 大澤博隆, 宮本道人, 長谷敏司, 鳴海拓志, 届木ウカ, 柴田勝家

テーマ(検討中)

事前にパネリストの方で相互に調整に、以下のテーマを予定しています。

  • リアリティの抽出、生理学的知見
  • 被創作物としてのキャラクターの倫理
  • 伝承とフィクションにおけるリアルさ
  • VRによる経験の民主化
  • ソーシャルなVRによる同期的な体験
  • 身体性と社会性

そのほか、パネリストの方へのご質問を受け付けます(質問結果については、事前確認の上、活用する予定です)

主催者

大澤博隆 (筑波大学システム情報系), 長谷敏司 (日本SF作家クラブ), 宮本道人 (東京大学大学院 理学系研究科), 西條 玲奈 (京都大学), 福地 健太郎 (明治大学 総合数理学部), 三宅 陽一郎 (日本デジタルゲーム学会)

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