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「はるこん」企画 人工知能×SF:今の時代にこそ語れるビジョンを語ろう 18/4/15(日) 11:00-

2018.04.01

4/15に川崎にて開催されるSFコンベンション「はるこん」にて、SF作家の長谷敏司先生、藤崎慎吾先生、AI研究者の山川宏さん、評論家の宮本道人さんを呼び、「人工知能×SF:今の時代にこそ語れるビジョンを語ろう」というセッションを行います。人工知能(AI)とSFをテーマとし、SFが社会に適用される利点と危険性、AI技術が導く新しいSFテーマなど、現在だからこそ語れるAIとSFの関係性を議論します。

当セッションのまとめは人工知能学会誌「人工知能」2018年9月号に掲載されました。無料で読むことができます。

●セッション概要:

サイエンスフィクション(SF)のもたらす想像力は、今や我々の現代社会の重要な構成要素であり、将来像を駆動させる要因となっている。科学技術から影響を受け、技術のもたらす社会への影響、人々のドラマ、価値観の変容を描く物語形式として登場したSFは、逆に科学技術者にとって、将来的な未来社会を描く上での指針ともなってきた。特に人工知能(AI)研究とSFの関係は大きく、古くはアイザック・アシモフのロボット3原則から、ヴァーナー・ヴィンジのシンギュラリティまで、多様な概念が両領域の相互作用の中で生み出されてきたと言える。SFの影響を公言するAI関係の研究者は、国内外に多い。

一方で、昨今の急速なAI技術の発達によって、AI技術が社会に引き起こす倫理な問題が、様々な場所で現実的な問題として議論されるようになってきた。そのような今だからこそ、古典的なSFのアイディアをそのまま実社会に当てはめることには、慎重にならなければならない。知能の問題、そして社会の問題と向き合うために、技術者はSFに代表される新しいビジョンを必要としている。またSFも、新しい技術から引き起こされる可能性のある、まだ目が向けられていない新しいテーマを見つけることができる。現代だからこそ語れるビジョンがそこにはある。

本セッションでは、特に昨今ブームとなってきた人工知能とSFの関係性にフォーカスし、現在だからこそ語れるAIとSFの新しいイメージを議論したい。鉄腕アトムや攻殻機動隊といった素晴らしい作品を超え、2018年の今だからこそ語れる新しいビジョンを、本セッションで語りたい。

セッションは4人の講演者で構成される。人工知能とその社会影響について、作品を通じて様々な事例を示し続けてきたSF作家の長谷敏司氏、SF小説とノンフィクションライターとして、SFと社会の両側面に関わる問題を描いてきた藤崎慎吾氏、ドワンゴ人工知能研究所所長であり、人工的な脳の再現を試みる全脳アーキテクチャ代表者の山川宏氏、そして神経生理学を専攻しつつ、SFを題材とした幅広い評論を手がけ、社会におけるフィクションの有用性を探っている宮本道人氏である。司会は、筑波大で人工知能の対人インタフェースとなるヒューマンエージェントインタラクションを研究してきた、大澤博隆氏が務める。

●セッション日時

日時:4月15日(日)11:00-12:30
会場:川崎市国際交流センター ホール (〒211-0033 神奈川県川崎市中原区木月祗園町2?2)

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